認証の要素

概要

利用者の識別・認証・認可

graph LR
識別 --> 認証
認証 --> 認可
  • 識別
    • 利用者に身元を自己申告させる
  • 認証
    • 利用者本人であることをチェックする
  • 認可
    • 適切なアクセス権限を与える

認証の三要素

要素内容
本人しか知らない情報
本人の人体特徴情報
本人しか持っていない物

知識情報

本人しか知らない情報を利用する認証

  • 例:パスワード、暗証番号

  • 利点

    • 利用時に特殊な機器などが必要ない。
    • システムの導入コストが低い
  • 欠点

    • 忘却
      • 忘却を防ぐために推測されやすいパスワードを設定してしまう
    • 盗難されても気づきにくい
知識情報による認証方式
  • パスワード
    - ユーザが知ってる文字列
    推測されにくい、文字数が多く複数の文字種を組み合わせることが望ましい
  • PINコード
    • 数桁ほどの数字
    • ロック解除などの簡易な認証で用いる
  • 秘密の質問
    • パスワードを忘れた際などの再設定で用いられる
    • 本人しか知りえなく、思い出しやすい質問を設定すること
  • マトリクス
    • 格子状に配置された文字の入力において、入力される順番ではなく、高市内の位置の順番を利用する。
    • 文字列より忘れにくい
    • ワンタイムパスワードへの応用が利く

生体情報

人体の特徴を利用して行う認証

  • 利点
    • 忘却や盗難の危険性が低い
    • 認証時の手続きが手軽
  • 欠点
    • 特徴の登録作業の煩雑さと登録への心理的影響
    • けがや成長による特徴の変化が認証に影響
    • 特徴を意図的に変更することはできない
    • なりすましも可能なので、過信は禁物。ほかの認証との併用が現実的である。

身体的特徴による認証

行動的特徴

  • 筆跡
  • キーストローク
  • 唇の動き
  • まばたき

所持情報

本人しか持っていない所有物を利用する認証
所有物から情報を送信、記載された情報を入力など
例:クレジットカード、スマートフォン、印鑑

  • 利点
    • 認証のための情報を多く所持できる
      • ICへの電子証明書の記録
      • スマホアプリの実装
    • 内部情報へのアクセスの困難さ
    • 正規の手続きによる読み取り許可
  • 欠点
    • 紛失、盗難、破損
    • 紛失や盗難に気づかないでなりすましの被害
    • 認証システムとしての運用、管理コストが低い
      • カードの発行や再発行の際の煩雑な手続き
      • カードリーダなどの設備や機器が必要

クレジットカード、キャッシュカード
スマホ(アプリ)
ICカード
トークン

印鑑

認証デバイス
  • ICカードなど内部に認証情報を保存したデバイス

  • スマートフォン

    • スマートフォンを所持している、利用できるのは本人である
    • スマートフォンの認証アプリ
  • クレジットカード

    • クレジットカードを所持しているのは本人
    • クレジットカードに記載されたセキュリティコードの方

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